■むくみ解消には何が効果的?
むくみが生じると重だるさを感じるとともに、人によっては痛みに近い感覚が生じることもあるので身体的にも精神的にもストレスになります。
この回ではむくみが生じてしまった時の解消法を見ていきますので、ぜひ実践してください。
湯舟につかり全身を温める
状況が許すのであればぜひ湯船につかって全身を温めてください。
血行を促進することで体を温め、同時に偏った水分バランスも調整してくれます。
仕事から帰って自宅にいるシーンであればこの方法がお勧めです。
重力を利用する
入浴するのが面倒に感じる時は服を着たままでも実践できる脚上げストレッチを試してみましょう。
むくみが生じた部分を心臓よりも上に上げることで、重力の作用により停滞した血液や水分を移動させやすくなります。
床に寝っ転がって壁に両足を立てかけ、できるだけ垂直に保つようにすると効果的です。
これが辛い人はベッドやイスなどに脚を乗せることでも効果を得られます。
マッサージをする
職場にいるなどで入浴や脚上げストレッチが困難であれば、むくんだ部分を手でマッサージしてあげることでも滞った血液や水分を流してやることができます。
脚のむくみを取りたい場合は、下から上に向かって施術します。
体の末端→心臓に向かうイメージで、足の指など末端からふくらはぎを経由し、太ももにかけて下から上へマッサージ施術をしていきます。
もし状況が許せば、マッサージ機器を使うと楽に施術できます。
有酸素運動をする
ふくらはぎの筋肉を鍛えることはむくみの予防になりますが、適度な有酸素運動も血液や水分の循環を促進する効果があるので、ストレスにならない範囲で実践してください。
弾性ストッキングの着用
足のむくみ対策として売られている弾性ストッキングも即効性が期待できます。
ただし装着感がきついため、人によってはかなりストレスになる人もいます。
気にならないようであれば日ごろから着用することで予防効果も得られます。
カリウムを摂取する
塩分由来のむくみの場合は、塩分の排出を促すカリウムを摂取するのがお勧めです。
余計な水分を引き付ける塩分をできるだけ速やかに排出するために、バナナやリンゴなどカリウムを多く含む食品を摂取してみましょう。
室温を調整する
夏場のエアコンなどで体の冷えを感じるときは温度調整の相談をしてください。
室温調整が難しい時はできるだけ冷えを避けるために服装の調整を心がけましょう。